安定した歌声を手に入れるためのロングブレス練習法!

longbreath息のコントロールは歌声のキモ!
一定の強さで息を吐けるようになってはじめて、息の緩急をつけられるようになります。
感覚を掴むまではトレーニングが必要ですが、これをマスターできれば歌声にメリハリがつけやすくなり、感情表現の幅がぐっと広がりますよ(●゚Д゚●)

今回の議事録ではスキマ時間でできる簡単なトレーニングも紹介しますので、
これで当委員会委員各自、安定した息を手に入れちゃってください!

安定して長く息を吐き続けるためには腹式呼吸が必須です。
ここでポイントになるのは息を吐くときに使う筋肉の使い方です。
どこの筋肉で息を吐くのかが感覚的にマスターできるようになると、安定して同じ強さで息を吐いたり、強弱をつけることだってできるようになります。

1.ロングブレスのトレーニング法

早速ロングブレスのトレーニングについて紹介します!
このトレーニングは前提として腹式呼吸を身につけていることが必要です。
まだ腹式呼吸の感覚がつかめていない…という方は、先にそちらのトレーニングを積んで、感覚を鍛えましょう!
腹式呼吸ってどういうもの? まずは仕組みを理解しよう!
これでマスター、腹式呼吸の練習法!

腹式呼吸を身につけたら、いざロングブレス!
5分程度のスキマ時間でもできるトレーニングですので、息を一定の強さで吐く感覚や筋肉の使い方をつかめるように、まずは回数をこなしてみましょう!

1-1.ブレスだけのトレーニング

  1. 腹式呼吸のトレーニングと同様に、まずは姿勢を正します。ムダな力は入れずに背筋をピンと伸ばします。
  2. 肺の空気がなくなったと感じるまで、自然な勢いで口から息を吐き出します。
  3. 息を吐ききった反動を利用して、鼻から息を吸い込みます。吸おうと強く意識しなくても、空気を吸い込めるはずです。
  4. 腹式呼吸を意識して息を吐きます。このとき、口は上下の前歯が軽く触れるくらいにして、歯のスキマから「スー」と息の通る音が出るようにします。
  5. 無理に息をしぼり出さず、自然に息が途切れるまで吐ききったら、再び反動を利用して息を吸い、もう一度繰り返します。

10~15回を1セットとして、2セットでおよそ5分程度です。
セットの間には必ず息を落ち着けて、体に酸素を十分取り込んでください。

1-2.ブレスだけのトレーニングのコツ

息を吐くときは下腹部(おへその下10センチあたりの位置)から横隔膜をゆっくり押し上げていくイメージで息を吐き始めます。
慣れないうちはおへその下で両手を組んで、ゆっくりと自分のお腹を押してもいいです。
このとき、腹直筋はなるべく自然な状態にしておき、インナーマッスルで横隔膜を押し上げるイメージを持ちましょう。

また、息を吐くときには一定の強さで息を吐くようにします。
これがロングブレスの最大のポイント!
息の強さを一定に保つように練習することで、息の量の繊細なコントロール能力が磨かれていきます。

一定の強さの息が吐けているかどうかは「スー」の音を聴いていればすぐにわかります。
息の強さがそのまま「スー」の音の大きさになりますから、音量を変えずに「スー」と息を吐き続けます。

あくまでも「吐き出す息の量を一定にする」ことを大切にしましょう。
大きくふくらんだ風船とあまりふくらんでいない風船では、
口を開いたときに出てくる空気の勢いは違うはずです。
これは肺でも同じ。
息を吐き始めのふくらんだ肺では、楽に強めの勢いで息を吐けます。
逆に、息を吐き終わりかけ、しぼんできている肺では、少し頑張らないと強い勢いの息は出ません。
つまり、一定の勢いで息を吐くためには、横隔膜の押し上げを徐々に強めなくてはいけません。
この感覚をトレーニングの中でつかんでください!

1-3.慣れてきたら、最後の一息を絞る練習も

息の長いフレーズを歌うときや、サビのラストで伸ばせるところまで伸ばしたいときには、
おへその下のインナーマッスルだけでなく、お尻のまわりから伸びて太ももの付け根(ちょうど座ったときに谷間ができるところ)を走っている「斜腹筋」も使えば、
ほんの少しですが、いつもより長く息を吐くことができます。

トレーニングの方法としては、ロングブレスの1セットの最後の1回の時
「もう息が切れそう」と感じてから0.5秒だけ、息を吐くようなイメージです。
その0.5秒の息を作るために、お尻をキュッとしめてみましょう。
お尻をしめる力が横隔膜を押し上げる最後の力になります。

ただ、ここまで息をしぼり出すとインナーマッスルには普段以上に負担がかかりますので、
1日にあまりたくさん練習するのはオススメできません。
また、腹式呼吸のトレーニング同様、限界まで息を吐くことは酸欠のリスクがあります。
貧血気味の方は気をつけて、立ちくらみなどの異変を感じたら中断して休憩しましょう。

1-4.声を混ぜるトレーニング

慣れてきたら、「スー」の音を出していた口のまま、
「うー」という音を乗せるつもりで声を出してみましょう。
音程は自分が出しやすい適当な音で大丈夫です。
その他のことはブレスだけのトレーニングの時と全く同じで構いません。
「うー」にはならずに、「ズー」という音になると思いますが、それで大丈夫です。
歯と歯が細かく振動してむずがゆさがあるかもしれませんが、ちょっと我慢してください。

1-5.声を混ぜるトレーニングのコツ

声を混ぜるトレーニングでも、息の強さを一定に保つように意識しましょう。
「ズー」の音の大きさを気にしていれば大丈夫ですよ。
また、声を混ぜるトレーニングでは響きを前方に飛ばす練習もできるようになります。

「ズー」の音を出しているときに、前歯の内側が強くビリビリしているときは、声があまり前に響いていません。
せっかく響かせようとした声が遠くまで飛ばず、あなたのちかくで墜落してしまっています。
そんなときは、声を乗せた息をほんの少し上向きに飛ばすイメージで「前歯のビリビリ」の位置が歯の外側にくるように調整してみましょう。
私の場合は、上あごに息をぶつけるつもりで息を吐いて、眉間から音が放物線を描いて飛んでいくイメージで声を出すとうまくいきます。
前歯のビリビリが歯の外側で強く感じられるようになったら、声が前方に飛ばせている証拠です。
このイメージで声を出せれば、マイクにも拾われやすくなりますし、マイクなしでも遠くに届けることができます。

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